休日の午後、録り溜めたビデオ消化の一環で、劇場公開中見たくても
でも、なんとなく足が向かなかった『パンズ･ラビリンス』を見ました。

1944年スペイン内戦後のゲリラ闘争の最前線が舞台。
母の再婚で戦地に連れてこられた少女オフェリアが現実とファンタジーを行き来するんですが
そのファンタジー部分が私好みの“異形”で、そこが目当てでした。

でも思ってたよりファンタジー部分が少なくて、ピザなんかパクつきながら阿鼻叫喚の
拷問シーンとかだらだら見てたんですが、ラストクライマックスすっかりファンタジーなんて
忘れて極悪非道大尉（継父）の所業に衝撃を受けた後！！
だぁ～～～～っと泣けてしまったんですねぇ～自分でもビックリさ！！

私は、このファンタジーは彼女の妄想って解釈に一票派なので
もうなんていうか悲劇だよね（涙）

おもわぬボディ･ブローを食らった一本でした。南無。